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カラー フォー ユア ライフ (Color for Your Life)
第3回 - 国内の建物

日本の高齢者施設 その1 サクラビア成城(東京都世田谷区)

 都内屈指の高級住宅街である東京都世田谷区成城。そこに位置する高齢者用集合住宅・介護付き有料老人ホーム「サクラビア成城」を見学させていただく機会に恵まれました。六本木ヒルズや虎ノ門ヒルズなど、都市開発や豊かな住環境を創造する「森ビル株式会社」とホームセキュリティーのエキスパート「セコム株式会社」の共同出資で設立された「株式会社プライムステージ」が、1996年から運営する施設です。実は施設ができたのは1988年と今から26年前になりますが、当時の運営会社から引き継ぐ形で株式会社プライムステージが運営しています。地下1階、地上10階建ての施設です。入居の基準は満60才以上の方、入居時においてご自身で身の回りのことができることなどがあります。入居金は1億円以上という、高級有料老人ホームです。

 小田急電鉄の成城学園前駅前の街並みは、ゆったりとしたイメージでお洒落な洋菓子店や和菓子店、カフェ、ブティックなどがありました。サクラビア成城へは、駅前から専用のシャトルバスが1時間に1本~2本出ていて、所要時間は約5分です。徒歩でも約15分で着きますので、便利ですね。
 私たちはシャトルバスを利用したのですが、途中に立派な桜並木があり、桜の木のトンネルを抜けてしばらく行くとサクラビア成城があります。サクラビア成城の名前の由来はこの桜だそうです。

 サクラビア成城は閑静な高級住宅街に位置しており、その外構は石の塀や建物の5~6階に届く樹木に囲まれています。まるで美術館や博物館のような雰囲気で、歴史が感じられました。

サクラビア成城の外構

サクラビア成城の外構

門から建物を見る

門から建物を見る

 正面エントランス前は、広々とした手入れの行き届いた芝生の庭が広がっていました。豊かな樹木や芝生に囲まれた敷地内はとても静かで、まるでヨーロッパの庭園を散策しているような錯覚を覚えました。

シャトルバスとエントランス前

シャトルバスとエントランス前

敷地内に広がる芝生広場

敷地内に広がる芝生広場

■エントランス

 エントランスから中に入ると、高級ホテルのようなロビーが広がっています。ヨーロピアンテイストのファニチャーやシャンデリア、温かく迎えてくれるフロントスタッフなど、大げさではなくインテリアやスタッフの雰囲気まで、ホテルのようでした。

エントランス
エントランス
■レストラン

 ロビーに面してレストランがあり、中に入ると正面に床から天井までガラス張りの窓、外には錦鯉が泳ぐ池のある美しい日本庭園を眺められるようになっていました。見学した時期は夏でしたので、庭園の樹木は青々と鮮やかでしたが、季節ごとに移りゆく風情を楽しめるようになっています。

レストランから庭園を見る
レストランから庭園を見る

 インテリアはやさしい桜色のピンクをメインカラーとしたエレガントな空間でした。 レストランで感動したのはメニューが豊富なことです。一般的な有料老人ホームでは食事のメニューは決まっており、選べたとしても2種類くらいです。ところが、まるでホテルのレストランのように和食、洋食、中華料理のメニューを30種類以上用意してあり、いつでも楽しめるのです。ここまでメニューが豊富なのはスイスにもありませんでした。話を聞いてみるとこのレストランの運営も外注ではなく、シェフを含めすべて社員で行っているため、きめ細やかな対応ができるそうです。

レストランの内装

レストランの内装

豊富なメニュー

豊富なメニュー

 レストラン以外にも、介護士などこの施設で働くスタッフの正社員率が非常に高いことがわかりました。スタッフの入れ替えが少ないため、サービスの高さだけでなく、お互いが慣れ親しみながら生活できる安心感も得られるそうです。さらに、レストランの隣にお寿司専用のスペースがあり、週1回、東京で有名な梅丘「美登利寿司」の出張サービスがあり、本格的なお寿司を楽しむこともできるのです。設備やインテリアはお寿司屋さんそのものでした。

寿司カウンターのある部屋

寿司カウンターのある部屋

 また、個室もあり、入居者がご家族とお正月料理や誕生会を楽しむこともできます。レストランを利用するときは皆さんお洒落をしていらっしゃるそうです。自室の外は共有空間という意識が高いため、皆さんきちんとした格好をしているのが印象的でした。スイスでもそうでしたが、一日中パジャマで過ごさない、部屋の外へ出るときはお洒落に気を使うことが大事だそうです。私も休みの日には気をつけようと思いました…。

 さて、サクラビア成城の第1回目のコラムどうでしたか? エントランスや庭園など高級老人ホームの雰囲気が感じられたのではないでしょうか?
 次回は入居者ががどんな生活をされているのかを書きたいと思います。お楽しみに!

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