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ヨザン弥江子のデザインペイント

関西ペイント販売(株)インテリアSPアドバイザー 保田 孝

スタートにあたって

PXI(ピクシィ)コラムの新しいシリーズテーマは「ヨザン弥江子のデザインペイント」です。

欧米で多くみられる、絵画と塗装を一体化したデコラティブペイントの分野で日本のパイオニアであるヨザン弥江子さんご本人の執筆です。

ヨザンさんが提唱する「デザインペイント」は日本のインテリアデザインに新たな地平を切り開く、新ジャンルの環境演出手法です。

知られていないペイント(塗料×塗装)の表現力

内装手段の一つ

 内装の手段の一つである塗装を色彩演出という側面だけで捉えてはいませんか?
色彩の演出だけではなく、表情の演出という視点から塗装をとらえると、塗装が創り出す内装の世界は全く様相が変わります。例えば壁紙や板張り、タイル貼りなど、下地を隠ぺいする内装仕上げと比べてみても、塗装は下地の表情と融合して、貼りものには無い多様な表現力が見えてきます。

ペイントの多様な表情、変化の魅力が見直され始めている

① <塗料基材 × 顔料や染料>の共演が生みだす光(色)の変化

 ラミネート素材や印刷物のように表面で光が反射するだけではなく、表層の艶の反射と一旦塗膜の層に受け入れてから返す反射が混ざり合って、深みのあるデリケートな表情の変化を生みだします。

② <塗装道具 × 職人やアーティストの腕運び>の共演が生みだす陰影と反射の変化

 刷毛やローラーの塗り目に作用する明かり(採光)や、灯り(照明)による陰影・反射などがデリケートな表情の変化を生みだします。

③ <ペイント × 下地>の共演が生みだす立体感の変化

 下地となる材料やその施工方法によって創り出されるパターンや表面形状。それを覆う塗装が一体化して表情に変化を生みだします。

④ <ペイント × アート表現>の共演が生みだす空間価値の変化

 ICの手を内装素材が通過したときに、他にない「価値を付加して」クライアントに提供してこそコーディネートワークの醍醐味があるのではないでしょうか。 サンプル帳からチョイスした「製品」を組み合わせただけで、そのままクライアントに提案するのではなく、ペイントにICオリジナルのアートを加えることで、「作品」が生まれます。

 新シリーズ「ヨザン弥江子のデザインペイント」は、アーティストや職人の高度な仕事を紹介するコラムだけでなく、IC自ら、またはクライアントとの共同制作などにトライしていただけるよう、セミナーやワークショップを東京と大阪で開催する予定です。これらを通して、ICの皆さんの活動フィールドが大きく拓けていくことを願っています。

※内容に関して問合せや感想などありましたら、PXIサイト「お問合せ」をご利用ください。

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